こんにちは!柴田です。
前回は「経営強化法」の背景についてお話しました。
今回は「経営力向上計画」の認定を受けることによって得られるメリットについてお話しします。
「経営力向上計画」認定を受けた企業は主に以下のメリットを受けることができます。
①商工中金の低利融資
②信用保証協会の保証枠拡大・追加
③新規導入設備に関する固定資産税の軽減措置
このように資金面の補助が大きく、資金需要の高い企業にとっては大きなメリットがあります。
この中でも目玉のメリットである③にフォーカスします。
「経営力向上計画」申請時に記載した機械設備に限定されますが、3年間の固定資産税半減措置が受けられます。
設備投資促進税制の場合は法人税の軽減措置であるため、赤字企業ではメリットを享受できませんでした。しかし「経営力向上計画」においては取得した機械設備に係る固定資産税の半減となるため、赤字企業だとしても、税金支払いによるキャッシュアウトを防ぐことが可能です。
しかも、固定資産税は地方税ですから、設備投資促進税制と重複してメリットを受けることが可能です。
今回はここまで。
次回は固定資産税半減措置の対象となる設備についてお話します。
〜一”蓮”托生のコンサルティング〜
rmc-Lotus 代表 柴田将芳
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